Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
佐藤 優樹
Isotope News, (781), p.19 - 23, 2022/06
福島第一原子力発電所(1F)事故により1Fサイト内外に飛散・沈着した放射性物質の分布を3次元的に可視化するために、放射性物質可視化カメラであるコンプトンカメラに、3次元測域センサを基盤とした環境認識デバイスやドローンを組み合わせることによる放射線イメージングシステムを開発した。本稿では、放射性物質の分布を3次元的に可視化する手法についてその原理を説明するとともに、1Fサイト内ならびに帰還困難区域におけるホットスポット可視化の実証例を紹介する。
千葉 悠介; 西山 裕; 椿 裕彦; 岩井 正樹
JAEA-Technology 2019-002, 29 Pages, 2019/03
原子力災害対策特別措置法及び同法「計画等命令」の改正が、2017年10月30日に実施された。この改正への対応のため、楢葉遠隔技術開発センター遠隔機材整備運用課は、原子力機構内原子力緊急事態支援組織として、対象となる機構各施設から選出された要員に対して緊急時対応用遠隔操作資機材の操作訓練を開始した。当該訓練は、偵察用ロボット(クローラベルト使用の走行ロボット・小型)、作業用ロボット(同前・大型、作業機構(腕状又は長尺トング)付)及び小型無線ヘリの3種の機材の操作訓練を一式とし、受講する要員の訓練経験及び熟練度に応じて初級, 中級及び上級の3段階に分けて実施することとした。本報告は、2018年度上期に実施した初級及び中級の訓練のため策定した要員育成プログラムについて述べたものである。
佐々木 美雪; 西澤 幸康; 伊村 光生; 山田 勉; 眞田 幸尚
no journal, ,
日本原子力研究開発機構では、ドローンを用いた放射線モニタリングシステムの開発を行っている。有人や無人のヘリコプター等によるモニタリングと比べ、ドローンは安価で小型であり、低高度飛行が可能であることから、狭い地域を手軽に測定できるツールとして有用である。本発表では、福島県内で実施した測定試験の結果について報告する。
佐々木 美雪; 西澤 幸康; 石崎 梓; 伊村 光生*; 眞田 幸尚
no journal, ,
ドローンによる上空からの放射線モニタリングでは、低高度フライト(50m以下)を行うことが多い。低高度でのフライトは、線源に検出器が近くなるため効率は良くなるが、地形等の周辺影響を強く受けるため直下の地上測定値と一致しにくい課題があった。本発表では、地形データを用いた補正手法の検討結果について示す。
佐々木 美雪; 石崎 梓; 眞田 幸尚
no journal, ,
福島原子力発電所の事故以来、有人や無人のヘリコプターを用いて空からの放射線計測が行われている。ドローンは安価・小型及び操縦が簡単であることから、狭い地域を手軽に測定できるツールとして有用である。原子力機構では、環境中の放射線量率分布の詳細な測定のために、ドローンを用いた放射線測定手法の研究を行っている。上空からの放射線モニタリングにおいて、地上への線量換算は、地表面の線量率が一定であり地形が平面であるモデル(平面モデル)及び高度と検出器の計数率の指数関数的な相関関係を前提としている。よって、線量率の不均一な場所や山間部での測定データは地上値をトレースすることが難しい。特に、ドローンがフライトするのに適している50m以下の高度では、周辺の樹木や地形に勾配等が影響し、単純な平面モデルによる換算では地上値と一致しない場合がある。本研究では、医療分野において用いられている逐次近似画像再構成の手法を応用し、環境の放射線測定用のアルゴリズムを作成、空からの測定値を地上値へ換算する手法を検討した。
川端 邦明
no journal, ,
楢葉遠隔技術開発センターの紹介と、現在開発を行っているロボットシミュレータの開発状況と利用についての講演を行う。
小澤 慎吾*; 佐藤 優樹; 寺阪 祐太; 鳥居 建男; 新宮 一駿*; 鈴木 敏和*
no journal, ,
福島県では、避難住民の早期帰還や林業等の地元産業再生の観点から、帰還困難区域や県の広域を占める森林地帯において迅速かつ簡便に放射線分布を可視化する技術が求められている。本研究では、放射線可視化装置コンプトンカメラを無人飛行体に搭載して上空から広範囲な敷地の放射線分布を可視化するシステムの開発を目的としている。コンプトンカメラは通常、放射線の検出部と光学カメラを有し、放射線分布と光学カメラ画像を重ね合わせ表示しており、光学カメラ画像をもとに高線量箇所が特定しやすい。しかし、放射線分布の撮影範囲がコンプトンカメラを搭載した無人飛行体の直下に限られてしまう。そこで、無人飛行体を移動飛行させながら広範囲の放射線データを取得し、放射線分布を再構成するシステムを開発し、福島県の帰還困難区域で飛行撮影試験を行なった。発表では試験結果の詳細を報告する。
小林 雄樹; 船越 智雅; 篠崎 忠宏; 柴田 淳広; 野村 和則
no journal, ,
赤外線サーモグラフィの優れた非破壊検査特性及び技術向上著しいドローンのとの組合せを試み、簡便な外壁診断技術の確立を目指す。本件では剥離の形状, 大きさ, 深度等の条件を設定した試験体を製作し、ドローンに搭載可能な赤外線サーモグラフィを用いて剥離箇所と健全箇所の表面温度を撮影し、結果から検知する条件を確認した。
川端 邦明; 大金 一二*; 佐藤 徳孝*; 山田 大地; 阿部 浩之*; 五十嵐 広希*
no journal, ,
本講演では、NEDO DRESSプロジェクトにおいて実施された、非GPS環境において飛行する小型UAV(ドローン)のための性能試験法を開発する課題において得られた成果について紹介することを目的とする。ユーザー,メーカーとの意見交換に基づいて開発された試験方法について述べるとともに、試験結果についても紹介する。